CROSSTALK
CAREER & LIFE DESIGN
すべてのキャリアが、
未来の自分に活きていく
商工中金で働く社員は、
どのようなキャリアデザインやライフデザインを
描いているのでしょうか。
年次の異なる4人のメンバーに、ターニングポイントとなった出来事や
これからの目標について語ってもらいました。
PROFILE
湯川 裕平YUHEI YUKAWA
本店営業部
2017年入社/商学部卒
本店営業部
2017年入社/商学部卒
金融業という時代に左右されにくい普遍的な業種かつ中小企業を支援できる点に魅力を感じ、商工中金を志望。好きな自動車産業に貢献したいと希望し、5年間、名古屋支店の営業窓口として自動車業界を支える。2022年より半年間、建設機械プレスメーカーに出向して現場を経験。現在は本店営業部にて活躍中。
大滝 健斗KENTO OTAKI
副都心営業部
2019年入社/外国語学部卒
副都心営業部
2019年入社/外国語学部卒
町工場を経営する祖父の姿を見てきたことから、中小企業を一番近くで支える仕事を目指すように。地域密着からグローバルまで幅広い支援ができると思い、商工中金を志望。現在は営業窓口としてスタートアップ企業の新規開拓に注力する。MBA留学制度を利用して、2023年4月よりアメリカへ留学予定。
杉山 七海NANAMI SUGIYAMA
さいたま支店
2018年入社/文学部卒
さいたま支店
2018年入社/文学部卒
実家が大正時代から続く中小企業を経営していること、そして自己成長できる環境であることから商工中金に入社する。3年間、営業窓口事務として担当職の業務を経験し、2021年に営窓チャレンジ制度を利用。2022年より総合職に転向し、現在はさいたま支店の営業窓口として製造業や運送業などの企業を担当する。
上田 順亮MASAAKI UEDA
経営サポート部
2013年入社/法文学部卒
経営サポート部
2013年入社/法文学部卒
幅広い業界の企業を支援できる商工中金に魅力を感じて入社。松江支店、東京支店にて9年間営業窓口を経験し、マグネットシートメーカーに半年間出向。社長の右腕として幅広い業務に携わる。現在は経営サポート部にて広島・三重・上野エリアを担当し、企業の黒字化に向けた経営改善をサポートする。
THEME 01
キャリアのターニングポイントは
成長を後押しする
- 上田
- 私のキャリアのターニングポイントは、東京転勤と出向でした。どちらも大きな環境変化となり最初は不安がありましたね。人口20万人程度の松江市から、人口も支店の規模も圧倒的に大きな東京へ。これまで経験していなかった上場企業やスタートアップ企業も担当でき、幅広い経験を積めました。その後、マグネットシートメーカーに出向。創業者の会長が引退するという転換期に、社長の右腕としてさまざまな業務に携わりました。信用を勝ち取るために何度も腹を割って話し合い、社長とともに厳しい交渉も乗り越えました。企業に深く入り込むことで、新しい視点が得られたと思います。
- 湯川
- 私も出向がターニングポイントになりましたね。工場の作業員として現場の仕事をこなし、生産管理や工程管理を学びました。それまでは、営業で現場の改善を提案するときにあまり従業員の視点が持てていなかったのですが、実際に現場を経験することで、その大変さを理解することができました。「こういうことがやりたい」と社長から相談を受けた際は、「現場からこういう意見はあがっていないか?」と深掘りするなど、より多角的な視点から最適なソリューションを提案できるようになったと思います。
- 杉山
- 私は営窓チャレンジが大きかったです。元々営業事務として入社したのですが、業務の幅を広げてさらに成長したいと思っていたところ、この制度ができたのです。まさに私のための制度だと思い挑戦したところ、営業窓口の仕事が楽しく自分にあっていると思い、2022年から総合職営業窓口にコース転換しました。お客さまの元に足を運ぶことで、リアルな現場を知って視野が広がりましたし、業務の幅も広がって刺激的な毎日を過ごせています。
- 大滝
- MBA留学への挑戦がターニングポイントです。入社1年目のときの研修で、留学帰りの先輩の座談会に参加し、憧れを持っていたんです。4年目ではまだ早いかなと思ったのですが、やれるものはやってみようと思い海外留学制度に応募したところ、合格できました。上司もチャレンジを歓迎してくださり、ありがたかったですね。もうすぐアメリカへ渡るのですが、現地ではさまざまな価値観を持つ人と交流し、積極的に意見を発信したいです。グローバルな視点を養い、学んだことを商工中金に持ち帰り、組織の発展に貢献したいです。
THEME 02
理想的なライフデザインを
描ける環境
- 上田
- 結婚と第一子の誕生がライフデザインのターニングポイントになりました。独身時代は時間を気にせず働くこともありましたが、子どもができてからは早く帰るためにも、今まで以上に効率性を重視するようになりました。
- 杉山
- 今後、出産したときに営業窓口を続けられるか不安もありましたが、顧客先数を限定した営業や事務への転向など、その時々の状況によって働き方を選択できると知り安心できました。個の充実やキャリアアップ支援を重視する組織へと進化しており、挑戦しやすい環境だなと感じています。
- 大滝
- 私はMBA留学決定を前に最近結婚しました。渡航を前に不安な点もありますが、MBA留学を経験した先輩がメンターとしてついてくれるなど、会社のサポートもあるため、スムーズに準備を進められています。
- 湯川
- キャリアデザインとも重なりますが、配属希望を自分で発信できるのがうれしいですね。名古屋支店時代はスタートアップ企業をあまり担当できていなかったので、そこに挑戦したいと希望したところ、本店営業部配属になりました。もちろん、偶発的な異動も大きな成長につながりますが、自分の伸ばしたいスキルを積極的に発信し、それに向かって自分でも努力をすれば、理想のキャリア&ライフデザインを歩めるチャンスが広がります。
- 杉山
- 2022年に全社員で行ったパーパスワークショップも、キャリア&ライフデザインを考えるうえで役に立ちましたね。改めて自己分析し、自分が大切にしている価値観を明文化したことで、どのようなキャリアや人生を歩みたいかが見えてきました。自分が大事にしていることを認識し、原点回帰しながら仕事を進められるようになったと思います。
- 大滝
- 確かにパーパスの制定は大きかったです。MBA留学の志望動機もパーパスがベースになっていて、日本を変化につよくするためには、自分が変化につよくならなければいけないと考えました。パーパスは、社員一人ひとりの行動の指針になっているのではないでしょうか。
THEME 03
個の充実が
お客さまの信頼につながる
- 上田
- 「配られたカードで勝負する」という名言がありますが、まさにその通りだと思っていて。与えられた環境で戦い、運やチャンスを逃さないよう努力し続ければ、必ず成長できます。現在は経営サポート部にて事業再生に携わっており、公認会計士や中途で入社した事業再生のスペシャリストと日々交流しながら知見を深められています。営業窓口では知り得なかった世界を経験し、ここで吸収した知見を営業現場に還元して、お客さまにより良い価値を提供したいですね。
- 杉山
- 商工中金は挑戦を応援してくれる職場です。営窓チャレンジに応募した際も、上司が心から応援してくださり、やる気を後押ししてくれました。100件以上の取引先を持つ先輩も、仕事を効率的にこなしながら後輩を育成してくださります。モチベーションを高めるためにも、具体的な目標を掲げて、それを実現するために日々努力したいです。その結果、理想的なキャリア&ライフデザインを描けるのだと思います。
- 大滝
- やりたいと思ったことは、とりあえずチャレンジしてみるといいですよね。挑戦を受け入れてくれる上司や先輩、同僚ばかりなので、この社風を活かして今後もチャレンジを続けたいです。社員一人ひとりが理想のキャリアを歩めると、会社全体の充実度が上がるはずです。仕事も人生も楽しんでいる営業の方が、お客さまも信頼してくれるでしょう。お客さまにより良い価値を提供するためにも、個の充実を大切にしたいですね。
- 湯川
- 自分らしいキャリア・ライフプランを築くことと、お客さまへ提供できる価値には強い関係があると思います。出向や営窓チャレンジ、MBA留学など、社員一人ひとりが経験したからこそ提供できる価値があるはず。融資はもちろんのこと、事業承継や売却の相談を受けられるような信頼を得るためには、幅広い経験が必要です。お客さまと信頼関係を築き、把握したニーズを本部に届けることで、新たなソリューションが生まれて中小企業を支援できる、という好循環になるのではないでしょうか。
WHAT DOES “CHANGE”
MEAN TO YOU?
あなたにとって、“変化”とは?
湯川
変化とは、
楽しむもの
変化は受け入れるしかありません。その先には、必ず楽しみがありますから。出向で全く異なる環境や業務を体験しましたが、やはりその経験は成長の糧になってくれました。変化のなかであれば、先陣を切って挑戦し、万が一失敗しても怒られることはありません。失敗は変化につきものだと考えて、恐れることなく変化を楽しみたいと思います。
大滝
変化とは、
チャンスであり脅威
変化が起きるとき、必ず何かしらのチャンスが生まれます。一方、コロナ禍のような変化は脅威が生じるタイミングでもあります。生じたチャンスを逃さずに行動して、脅威に対して臆せず正しい行動ができるかどうか。それが大事だと思います。商工中金としても変化を前向きに生かせる組織になるべきですし、そうなれるよう自分自身も貢献したいです。
杉山
変化とは、
成長への第一歩
営窓チャレンジへの挑戦は、私の中で大きな一歩となりました。挑戦する前は、本当にできるだろうかと不安もありましたが、結果的に本当に挑んでよかったです。これからもやりたいことに挑戦するために、積極的に発信して手を挙げていきたいです。困難もきっと乗り越えられるでしょうし、達成できれば自信となって、さらなる成長を後押ししてくれるでしょう。
上田
変化とは、
挑戦
東京への転勤、民間企業への出向、経営サポート部での勤務……これまでのキャリアのターニングポイントは、全て偶発的にご縁が重なり生じてきました。新しい環境に身を置くたびに、自分を変えるための挑戦をしましたし、挑戦し続けないといけないと感じます。今後もさまざまな部署や環境にうつることでしょう。自分が挑戦できる環境に常に身を置いて、ここで何ができるかを考えて、挑戦を続けていきたいです。