水井 尚子 2019年入社 店舗・業務改革推進 プロジェクトチーム (現:業務改革部) 矢部 彰太 2018年入社 千葉支店 法人営業 馬場 敦子 2019年入社 資金証券部 資金証券グループ 山田 容三 2014年入社 ニューヨーク支店 法人営業 山田さんはNYからWEB会議ツールにて参加
CHAPTER 1 なぜ商工中金に入社したのか? 一同 よろしくお願いします。 山田 今回のメンバーはそれぞれ職種も違うし勤務地も異なるので、こうやって顔を突き合わせて話すのは初めてですね。皆さんは前職では何をされていて、どうして商工中金に入社されたのですか? 水井 商工中金に入るまでに何社か経験していましたが、基本的には金融系の仕事をしていました。中でも前にいたところでは業務改革を推進する部署にいたのですが、いろいろと企画を出したものの、予算やスケジュール、社内の改革意識などが課題となって思い通りに業務改革が進まないことも多く…。そんなとき、商工中金が業務改革を推進するメンバーを募集していることを知り、「現場目線で地に足の着いた改革を進める」というフレーズをみて自分も目の前の仕事を着実に変えていけるような業務改革を実現し、組織が変化していく姿を見たいと思い、商工中金への入社を決めました。 矢部 とても素晴らしいですね! しかも水井さんも金融系の出身だったんですね。私も前職はメガバンクで、主に法人営業をやっていました。個人的に、銀行の営業の醍醐味は、経営者と経営課題について議論を重ね、自身の考えた提案を通じて、お客さまに喜んでもらうことだと思っています。しかし、前職では収益目標の達成を追い求めるあまり、お客さまと真摯に向き合う時間が確保できていないと感じることが多くなっていきました。自分が理想とする営業像を考えていたときに出会ったのが、商工中金だったんです。 馬場 自身が考える理想像を実現するために転職、というのは私も同じですね。私は金融市場部門において資金運用に長く携わってきたのですが、その運用方針に関しても各金融機関の個性がよく出るものです。中には、大きなリターンを求めるあまり、リスクの高い運用をしているところも。しかし私は、金融機関の市場部門のあるべき姿は、堅実に利益を出して本業をサポートすることだと考えています。転職前に商工中金のバランスシートなども見ましたが、有価証券ポートフォリオは商工中金の業務リスク特性を踏まえたものになっていて、本業を補完するための地道なマーケット運用をしていると感じたため、入社を決断しました。 山田 私は新卒でメガバンクに入行して、大企業から中堅中小企業まで担当していました。その中でも、自分の声がより経営層まで届く、中堅中小企業への法人営業に魅力を感じている時に商工中金に出会いました。商工中金は、中堅中小企業をメインターゲットにしており、海外展開にも積極的、私自身が帰国子女ということもあり、商工中金であれば海外に行けるチャンスがあるというところも、決め手の一つになりました。
CHAPTER 2 現在の仕事について 水井 皆さん何かしらフラストレーションを抱えていて、それを解決するために商工中金を選んだんですね。特に山田さんの場合、海外に行きたいと思って入社して、今はNY支店勤務。目標が実現した感想はどうですか? 山田 NY勤務が実現したのは運の要素も多いとは思うのですが、営業として仕事をしていると、やはり商工中金のスタイルに感動させられることは多いですね。うちでは「貸し手責任」という言葉をよく聞きますが、、事業性評価を行い、収支環境が厳しい企業に対しても経営サポートをしています。融資をするからには、自らも責任を持って企業の成長を後押ししていくという姿勢は、当たり前のようでなかなかない出来ないものです。そうした感覚は、同じ営業職である矢部さんも強く感じているのではないですか? 矢部 その通りですね。私は4月から課長になり、部下も4人いるのですが、単なる営業テクニックだけでなく、こうした意識の部分まで伝えていくのが大切だと感じています。特に最近の商工中金では、融資をするだけでなくソリューションを提供していこうという意識も強くなっていますから、どうすればよりお客さまに満足してもらえるか、どうすれば組織をより強力にしていけるか、考えながら実行していく作業は大変ながらも大きなやりがいを感じますね。 水井 大変だからこそのやりがいというのは確かにあります。私は店舗・業務改革推進プロジェクトチームに所属していますが、最初の頃はそもそも当金庫内の仕組みやルールを知らなかったため、とても苦労しました。それでも、周囲を巻き込みながら新たなシステムを導入したり、現在はサービスオフィス設置による営業店事務の集約化施策を進めるなど、商工中金が変化するための取り組みを進めていけているのは充実感がありますね。まだまだ改革すべき部分は多くありますが、千里の道も一歩から、という気持ちで根気強くやっていきたいです。 馬場 私は有価証券投資や短期金融市場でのマーケット運用がメイン業務なので、仕事そのものが前職と大きく異なるといったことはありません。ただ、たとえば外債投資のような、ほかの金融機関が取り組んでいるマーケット運用の中で、商工中金が現在取り組めていないものもあり、それらの検討や推進についても任せてもらっています。これまでの自分の経験を活かせて、かつこれまでの商工中金にはなかった価値をつくり出すことに携われているのは、とても刺激的で楽しいです。
CHAPTER 3 商工中金の魅力について 馬場 マーケット運用をするに際して、商工中金は安定した資本基盤や経営基盤があり、新たなリスクテイクを検討できる土台があると感じています。皆さんのポジションで感じる商工中金ならではの魅力にはどんなものがありますか? 水井 業務改革を担う立場としては、長い歴史のある組織だからこそ、他行と比べて古いな、遅れているなと感じる部分もあります。しかし商工中金の場合、そうした事実を自覚し、変えていこう、変わらなければいけないという姿勢があると思います。また組織の一体感は強いと感じるので、これをやろう、こうするぞ、と決めたことに対して突き進む力は強いので、お客様のために取り組む姿勢は大きな魅力の一つだと感じますね。 山田 営業としては、やはりお客さまを真にサポートすることができるのが、商工中金ならではの魅力ではないでしょうか。「貸し手責任」という話をしましたが、各金融機関も営利企業として、しっかり与信判断をしています。もちろん商工中金も、事業性評価に基づいて企業分析、与信判断をしていますが、それ以外にも当金庫の設立経緯や社会的使命を念頭におき、「お客さまのために」という信念を持ち、営業出来るのは素晴らしい環境と言えるでしょう。 矢部 そういう意味では、一見すると真面目で大人しい職員が多いように見えて、実は「お客さまのために」という熱い想いを持った人が多いのも、商工中金ならではと言えるかもしれませんね。また経営層との距離が近く、誰もが自由に発言・発信でき、新しいことにチャレンジしていける雰囲気があると感じています。今はまだ、新卒入社のプロパー職員が多い環境ですが、キャリア入社組だからといって肩身が狭い思いをすることもなく、やる気次第でいくらでも目立つことができますね。
CHAPTER 4 今後の展望・求職者へのメッセージ 矢部 最後に、皆さんのこれからの展望を聞きたいです。 水井 私は商工中金に入社したことで、目に見える業務改革の推進やマネジメントへの参画など、やりたいと思った仕事をさせてもらえています。これからは、改革を進めたこと、立場が変わったことで見えてきた課題があるので、それらをしっかりと変えていきたいと思いますね。結果としてそうしたことが組織に対する最大の恩返しになるのではないかと思っています。 馬場 私はやはりマーケット運用担当として、商工中金の収益をさらに上げていきたいです。そのためには、自分自身のスキルや経験を磨いていくことはもちろんですが、私にしかない知識や経験をもっと積極的に周囲に伝えていくことで、個人ではなく組織全体を強化していくことが必要不可欠。人からも、そして自分自身でも、尊敬できる人材へと成長していきたいと思います。 山田 当金庫では海外駐在の経験者は限られているため、私自身の経験を活かして積極的に国際業務の推進を行いたい。海外の駐在経験はアメリカだけですが、将来的にはアジア圏等にも駐在しさまざまな国で中堅中小企業をサポート出来る機会も持ちたいと思いますね。矢部さんはいかがですか? 矢部 やりたいこと、目指したいことはたくさんありますが、やはり転職したときの想いをぶらさず、「お客さまのために」を貫いていきたいです。そのためには、営業として真摯に対応をしていくことはもちろんですが、先進的なファイナンススキームやソリューションメニューの開発などにも携わることで、今までの以上の価値をお客さまに届けていきたいですね。 一同 商工中金には、キャリア採用でも活躍できる懐の深さと、今まさに変革を進めている刺激的な環境があります。そうした変化を楽しみつつ、自身を高め、お客さまの喜びを実現したい人と一緒に働けることを楽しみにしています。