財務分析や稟議書作成を行い、営業窓口をサポート

現在、私は奈良支店において、営業担当者のサポート業務を行っています。商工中金では、お客さまである中小企業の窓口となる営業担当者のことを、「営業窓口」と呼んでいます。私が所属する営業第二課では、営業窓口が4名おり、そのバックオフィスとして、企業の財務分析や、融資審査に必要な各種情報の収集、稟議書の作成などを行っています。電話応対のほか、来店されるお客さまと直接お会いし、話をする機会も少なくないため、自然と金融知識が身に付きます。営業の仕事はやはり忙しいですが、その中で私が大切にしているのは、「課のメンバーとこまめにコミュニケーションをとること」です。とくに四半期毎の決算期や年末近くは、数多くの融資案件をこなしますので、自分なりに先読みして仕事をすすめることで、メンバーの負担が少しでも軽くなるように心がけています。
子育てのために短時間勤務制度を利用

第一子を出産した後、私の場合は、出産から約1年後に職場へ復帰しましたが、社内規定では最長2年まで育児休業を取得できます。出産後に育児休業を利用する職員は少なくありませんので、私も気兼ねなく取得することができました。商工中金には「短時間勤務制度」があり、私の場合は、通常17:00までの勤務時間を短縮し、15:40までとしました。このおかげで、退社後に保育園へ迎えにいき、帰宅後も家事の時間を十分に確保することができています。周囲の職員も、子育ての大変さを理解してくれているので、退社前の引き継ぎをスムーズに行うことができます。商工中金は、妊娠中の職員や子育て中の職員に対して、しっかりとしたサポートを行ってくれる風土を持っている会社だと思います。
仕事と家庭を両立させながら、自己研磨を続ける

職場復帰後は、仕事の勘を取り戻すのに多少時間がかかりました。業務内容は復帰前とほとんど変わらないので、「いかに効率よく仕事をすすめるか」がポイントとなってきます。難しい仕事を任されることもありますが、上司・先輩に教わりながら、一つひとつ解決していきます。重要なのは、周囲のメンバーとしっかりとコミュニケーションをとることです。遠方のお客さまを担当する営業窓口は、帰社が遅くなることもありますし、お客さまによっては緊急の融資が必要となるケースも発生します。そこで、課のメンバーとの連携を密にしながら、自分が退社しても支障が出ない状態にすることを意識して仕事をしています。短時間勤務をいつまで続けていくかは、今後の子育ての状況次第だと思いますが、いまの職場での業務をきちんとこなし、通常の勤務時間に戻っても、もっとお客さまや周囲のメンバーの役に立てるよう、自己研磨を続けていたいですね。
休日の過ごし方
休日は、夫が育児や家事を手伝ってくれます。私は、平日にはできなかった家事をしつつ、子どもと遊ぶ時間を作っています。最近は家族で一緒にドライブしながら、公園、植物園、水族館などに出かける機会が増えました。

「ワーク・ライフ・バランス」を実現する職員の働き方
※職員の所属部署・掲載内容は取材当時のものです。