人について

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これまで商工中金になかった
新しいサービスを創り上げる

総合職/営業店管理職 高橋 幸一 2018年入社
東京支店

お客さまと職員両方の成長をサポートする

入社後に所属したソリューションクリエイターグループでは、前職での自分自身の知識や経験を活かしながら、新たな商品開発を行い、各営業店を通じてお客さまに提案するという仕事に取り組んでいました。「これまで商工中金があまり手掛けていなかった業務全般」に取り組んでいく仕事は、とても刺激的でしたね。またそれ以外にも、スタートアップ企業との取引推進、中小企業組合支援の企画・推進にも携わらせていただきました。

そして2020年からは、東京支店営業第三部に配属となり、20数名を擁する営業セクションにて、製造業、卸売、飲食・サービスなど、約1,000社のお客さまを担当しています。時々刻々と変化する外部環境の中で、お客さまの課題解決へ向けたソリューション提供を手掛けるプレイヤーとして働く一方、10年後の商工中金を見据えた若手職員の育成にも従事しており、忙しくも充実した毎日を送っています。

商工中金という
組織の魅力に磨きをかける

ソリューションクリエイターグループ時代は、グループの業務内容も決まっておらず、何をやるべきか喧々諤々の議論が行われました。やはり、自分の経験やスキルを活かさなければ、入社した意味がありません。サービス内容が決まってからは、その成果を上げるために、全国の各支店を飛び回って仕掛けを行ってきたのは良い思い出です。

そして現在では、フロント部門へと移り、お客さまと直接コミュニケーションを取る機会も増え、改めて商工中金の強みや求められているものを実感する毎日です。商工中金には、他の金融機関にはあり得ないほど強力なお客様とのリレーションシップがあり、その潜在能力は計り知れません。そこに自分が持つ経験や技術を付加し、今まで以上に強く、求められる組織を目指すこと。それこそが、私に与えられた使命であり、ここで働く大きなやりがいに繋がっていると思います。

企業再生や新商品開発のエキスパート

就職活動時には実はそれほど金融に興味があったわけではないのですが、その銀行に入行していた大学の先輩から「お前のような型破りな人間がこれからの銀行には必要だ」と誘われて、自分の存在が役に立つならばと入行を決めました。当初は営業として、中小企業から上場企業まで幅広く担当したほか、新規開拓や企業再生などにも携わりました。その後、本部に移って、企業再生案件のサポートや、メザニンファイナンス等を含めた新商品・新事業の開発推進を手掛けていました。さらに本店営業部では、根幹先大企業を担当。グループの証券会社も兼務して、社債やエクイティ、M&Aを含めた総合的な金融サービスを提供してきました。キャリアを重ねる内に、企業の経営危機に瀕した会社の案件が、私のところに回ってくるケースが増えました。社員が1000名以上いる会社であれば、家族を含めた数千人規模の方々が困窮します。銀行という組織を利用しながら、そうした方々を自分の力で安心させたいという思いで仕事をしていました。

本気の挑戦に心を動かされる

私は前職でのキャリアには恵まれていたほうだと思います。しかし、正直なところ、銀行で管理職になることに、大きな魅力を感じていなかったのです。新たなフィールドに飛び込み、自らの可能性を追求したいという思いがある一方で、40歳を超えて精神的にも肉体的にも、ラストチャンスではないかと考えていました。転職活動時、実は金融以外の業界を希望していたのですが、エージェントに紹介されたのが商工中金でした。最初は「お堅い政府系金融機関」といったイメージが強かったのですが、面接を受けてみると、面接担当者の「解体的な出直し」を図るという言葉に、並々ならぬ真剣さを感じたのです。数千人規模の金融機関がゼロから新しいビジネスモデルに、本気で挑戦するというのが、あまりにも面白そうだと感じました。そして、これから商工中金が生まれ変わるために不足しているピースと、これまで自分が培ってきた得意領域がフィットしており、貢献できる部分が多いのではないかと考え、入社を決意するに至りました。

熱い思いをもつ人材が想像以上に多い

前職では「目立ってナンボ」という雰囲気が強かったためか、それと比べると商工中金には控えめな社員が多いのかと、コンペティターとして見ていた時から思っていました。ところが、実際に入社して一人一人と直接会話をしてみると、「もっと面白いことがしたい」「お客さまのために絶対できるはずだ」といった、熱い思いを持っている人が、想像以上に多いことに驚きました。内に秘めた爆発力は他社に全く負けていないと確信しています。社長までの距離が近いために、「やりたい」「変えたい」という気持ちがあればそれが届きますし、全社を動かすことも可能だと感じています。また、お客さまがエリア・業種・規模等、あらゆる面において実に広範であり、その1社1社と永く親密な取引関係を築いていることに関しても、非常に驚かされました。

自分がもつ全てを後輩たちに託したい

「中途入社だからできること」を、新しいフィールドで実現してきました。そして、これからも自分が培ってきた知識や経験を総動員して、商工中金のビジネスモデルの革新に取り組み、お客さまの課題解決や企業価値向上に貢献していきたいと考えています。その道筋の中で、商工中金の10年後、20年後を見越して、自分の持っているものは全て後輩たちに託していくことが自分の大きな使命だと思っています。

商工中金は思いと熱量さえあれば、なんでも出来るところです。その気になれば、企業風土もビジネスモデルも自ら考え、実現できる場所です。私は本部セクションとフロント部門の両方を経験し、ますます商工中金という組織を魅力的に感じるようになりました。自分の知識や経験を最大限に発揮し、自分自身を磨いていくうえで、これ以上の組織は無いと確信しています。我が社を更に魅力的なチームとするために、熱い志を持つ仲間がどんどん集まってくれることを期待しています。

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