Career Story

1990〜2017

経営者に寄り添って、自らも成長し中小企業を支援する使命を実感

経営者に寄り添って、自らも成長し中小企業を支援する使命を実感

佐藤 淳 / 1990年入社 池袋支店 支店長

1990〜1999

東京支店・大分支店
営業窓口として数多くの企業を
支援する経験を積みながら、
それが自分の血肉になっていくのを実感

政府系金融に興味を持って入社し、2年目から営業窓口として第一線で仕事をしてきました。業務の基礎については、先輩による現場でのOJTや研修制度を通じて習得することができました。しかし、金融機関の業務は決して簡単なものではありませんし、現場ではお客さまとの間で、基本的な知識だけでは対応できないことも起こるので、最初からスムーズに仕事ができたわけではありません。最初のころはお客さまに対してもどう動けばいいのか分からず、悪戦苦闘や試行錯誤の連続でした。自分で工夫しながらやりたいことができるようになってきたのは、営業窓口となって2年目のあたりから。業務の流れを一通り把握して先が読めるようになると、どうすれば効率的な仕事ができるのかをつねに考えられるようになり、結果がついてくるようになりました。
当時はまさにバブル経済が崩壊した直後で、倒産する会社が後を絶たない非常に大変な時期でした。さまざまなケースを通じて、中小企業の苦境を肌で感じる期間が続きました。そうした中で、企業が経営難に陥っているときにサポートして、最後まで寄り添う姿勢をつらぬいたことで、感謝されたことも少なくありません。さまざまなケースに出会い多くの経験を積む中で、それを自分の血肉にすることができたと思っています。

2000〜2008

名古屋支店・新宿支店・足利支店
課長としてお客さまへのサポートと
新たな顧客を開拓し、
メンバーたちが自ら考える
仕組みづくりにも挑戦

課長になったのは10年目のときのこと。お客さまへのサポートを引き続き意識しながら業務に取り組み、経営者の悩みに対して担当者と一緒になって話を伺い、「あの時、相談に乗ってもらって助かった」と喜ばれるのが自分の喜びでもありました。マネジメントはもちろん初めての体験でしたが、基本的には自分が営業窓口時代に行っていたのと同じく、業務をいかに効率化するかを課の方針としました。仕事は後手に回って追い込まれると、効率が落ちて仕事の質も下がります。反対に、自分の業務の1~2ヵ月先を見ながら、前倒しでできるものには先手を打って取り組めば、どんどん業務が効率化して結果を出しやすくなります。そこで、どうすれば効率化できるのかを、メンバーたちが自分で考えて工夫してもらうようにしたのです。そうすれば、やらされ感も払拭されて仕事がどんどん楽しくなり、チームも活性化します。その考え方を、課員と共有することで進めてきました。すると実際に結果が出るので、メンバーたちも納得して、チームとして楽しく仕事ができたと考えています。また当時、力を入れてきたのが新規顧客の開拓です。新規開拓は営業窓口の業務の中でも、比較的難しい部類に入ります。そこで、さまざまな戦略を練って課メンバーとともに取り組み、新規顧客を増やすことに挑戦し、成果を上げることができました。メンバーへの指導を通じて、自分自身もマネージャーとして成長できたと思います。

2009〜2011

ソリューション事業部
ソリューション事業部で
マネジメントやM&Aを手がけ
そこで築き上げたネットワークが
大きな財産に

その後、支店やソリューション事業部の次長になりました。そこでも効率的に楽しく仕事をする姿勢は変わらず、率先垂範することで、職場を活性化する取り組みを続けてきました。入社20年目で配属となったソリューション事業部は、M&Aやシンジケートローン、債権流動化などの案件に対して、専門的な知識とノウハウをベースに、支店をサポートするセクションです。私は事業部全体のマネジメントを行うとともに、M&A業務の統括をしました。融資をするのか、ほかの手法を使うのか、やり方は違っても、お客さまの問題を解決するという視点から物事を見るのは同じ。営業窓口時代の現場の経験を活かしながら、お客さまに寄り添って解決を試みてきました。
ソリューション事業部にいる間には、さまざまな部署と関わり、多くの人たちとの関係も築くことができました。また、各支店やその先にある企業を支援するための、さまざまな仕組みを経験。全国展開の強みも体感できました。ちなみに商工中金では、総合職は4~5年に1度のペースで転勤があります。私自身も例外ではなく、土地柄やマーケットが異なる場所で、さまざまな人に出会って一緒に仕事をしたことは、とても楽しく貴重な経験になりました。こうしたすべてが、自分にとって非常に大きな財産になったと、この部署での仕事を通じて改めて実感しました。

2012〜2017

佐世保支店・八王子支店・業務推進部・池袋支店
お客さまに対して支店の意思を
示す役割を果たすとともに
メンバーたちが楽しく働ける
環境づくりを進める

支店長は自分が任された店舗のマネジメントをするのが仕事ですが、私はそれに加えて、支店の顔としての役割も担うべきだと考えています。お客さまとの取引をする上での重要な場面に立会い、必要な判断をする。そのために、自分のスケジュールをオープンにして、予定をどんどん入れてもらって同行しています。お客さまのもとに支店長として伺うケースは、必ずしもいい話の時ばかりではありません。たとえば、業績が振るわず銀行からの支援もまとまらないために、経営再建をしなければならない企業に対しては、支店長としての立場から、厳しいことをいわなければならない場面もあります。そうした場合に、うわべだけの対応ではなく、経営者と胸襟を開いて話す覚悟も必要です。お客さまに寄り添い、商工中金が全面的にサポートする意思を示すことは、やはり支店長としての重要な役割です。
そして私が考える支店長のもう一つの使命は、支店のメンバーが楽しくイキイキと仕事ができるようにすること。そのための働く環境作りをするのが私の役割であり、それによって各人が最高のパフォーマンスを出せれば、成果に結びつくと考えています。 最初は自分のこうした考え方に、支店のメンバーが共感してくれるのかどうか、不安もありました。しかし、それは杞憂でした。仕事を楽しむということを通じて、メンバーたちは想像以上に大きな力を発揮し、日々進化しています。そこに大きなやりがいを見出しています。

佐藤が語る、これから

商工中金との取引を通じて、大きく成長し飛躍してきた企業の姿を数多く見てきました。自分やメンバーが担当したお客さまから、「あの時、商工中金に助けられた」という言葉をいただくことも少なくありません。お客さまに寄り添うDNAは商工中金の全員がもっています。そのことをメンバーに気づかせて、お客さまから選ばれる銀行にしていくのが、現在の私の使命です。それと並行して、自分たちの仕事をいかに効率よく、楽しく行うかということにも力を注いできました。仕事で追い込まれないための仕掛けをつねに考えて実行する。それを後進に伝えながら、今後もメンバーとともにお客さまを支援していきたいと考えています。

※職員の所属部署・掲載内容は取材当時のものです。