金融機関としての特徴 ABOUT US

80年以上にわたり、中小企業を支援しつづけてきた商工中金。
世界でも類をみない独自性を発揮する金融機関としての特徴をご紹介いたします。

147都道府県に店舗を有し、「地方創生」に貢献する

商工中金は全国約7万社の中小企業を取引基盤とする、世界でも類をみない中小企業専門の金融機関です。地方の衰退が叫ばれるなか、日本の発展を導くためには各地域の経済成長が欠かせません。商工中金は全国47都道府県に店舗を展開し、各地域のお客さまの情報を常につかんでいます。たとえば、事業拡大を希望するお客さまには、全国ネットワークを活用して、異なる地域の企業同士をマッチングし、新たなビジネスを生み出すお手伝いをすることができます。政府が掲げる「地方創生」に向けて、今後も積極的に取り組んでいきます。

2営業窓口がすべてを担うことで生まれる信頼関係

営業店でお客さまを担当するのが営業窓口。商工中金の顔として、事業資金の融資はもちろんのこと、経営全般に関するアドバイス、市場マーケットの情報提供まで、一人でお客さまに関わる全ての業務を総合的に担います。これこそが業務ごとに担当が分かれる他の金融機関とは大きく異なる点です。M&Aやデリバティブなどの専門性が高い業務は、本部の専門セクションと連携して対応。一貫して業務を担当できることが、お客さまの厚い信頼に結びついています。

3セーフティネットの役割を担う金融機関として

商工中金が他の金融機関と一線を画する最大のポイントが、セーフティネット機能を有している点です。景気が悪化した場合でも、中小企業の将来を見据えて、長期的かつ安定的な取組みを続けてきました。経済危機や大規模災害などに対応する危機対応業務も大切な機能の一つ。たとえば、リーマンショックや東日本大震災、またコロナウイルス感染症によって影響を受けているお客さまに対し、各地域で迅速に対応を行い、お客さまからは大変感謝されました。他の民間金融機関とは異なる特色がここに表れています。

4お客さまの未来を見据え新たな金融手法を駆使

80年以上にわたり、中小企業支援のノウハウを蓄積してきた商工中金。メガバンク同等の総合的金融サービスの提供に加え、新たな金融手法を駆使してお客さまを支えています。たとえば、中小企業の海外展開を支援するスタンドバイ・クレジット、新事業に取組む企業を対象とした停止条件付連帯保証などが挙げられます。お客さまの円滑な資金調達をお手伝いし、更なる成長を後押しします。

5中小企業とともに海外へ

日本経済を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中で、中小企業の金融ニーズも大きく変化。商工中金はそういったニーズを満たす最適なサービスを提供し続けてきました。現在、多くの中堅・中小企業が積極的な海外展開をするなかで、商工中金も海外ネットワークとしてニューヨーク、香港、上海、バンコクに拠点を展開。海外の金融機関やジェトロ事務所にも職員を派遣するほか、中国をはじめとするアジア各地の銀行と業務提携を行い、お客さまの海外展開を積極的に支援しています。

主な提携機関

スタンダードチャータード銀行、交通銀行(中国)、バンコック銀行(タイ)、バンク・ネガラ・インドネシア、フィリピン貿易産業省、リザール商業銀行(フィリピン)、ベトナム外国投資庁
(2020年9月時点)