働く環境について/Environment to work

特別編研修レポート

MBA取得を目指してアメリカ留学中。学んだ知識を生かして、頼れる担当者になりたい。

衣川由希子 Yukiko Kinugawa

総合職 ソリューション事業部(アメリカ留学中)2008年入庫

さらなるスキルアップを目指して留学を決意

入庫後は大阪支店に配属され、営業窓口として70社ほどのお客さまを担当しました。新規開拓にも携わり、営業の奥深さを理解できたことは大変良い経験になりました。その後、ソリューション事業部に異動となり、国が施策として助成する補助金などの情報を、全国のお客さまに案内する統括業務に携わりました。私が担当したのは、お客さまに役立つ情報を収集し、その情報をご提供できる形にまとめる仕事です。その情報を各支店の営業窓口が営業ツールとしてお客さまに持参し、「新規の融資取引につながった」、「新たなビジネスチャンスを提供することができた」という話を聞けた時が最も達成感を感じる瞬間でした。大変な思いもしましたが、自分自身が大きく成長できたと実感しています。2015年7月からは、さらなるスキルアップを図るため、アメリカに留学しています。20歳のころに初めての海外旅行でニューヨークを訪れ、街の持つパワーに感動して以来、アメリカで働くことが夢でした。海外で勉強ができる貴重なチャンスなので、しっかり勉強をして今後の仕事に役立つ知識をできる限り身に付け、新しいことにどんどんチャレンジすることを目標にしています。

ビジネスに即した実践的内容に刺激を受けて

いま私が学んでいるのはバージニア州にある「William & Mary, Raymond A. Mason School of Business」です。1学年約100名の少人数制で、1年次はMBAの基礎を学び、2年次はファイナンスを専攻。現在は企業評価、企業の資本政策、配当政策、投資全般、資産配分、資産管理などについて学んでいます。また、企業を実際に通年でコンサルティングするプロジェクトにも取り組んでいます。授業は、アメリカの第一線で活躍していたビジネス経験豊富な教授が担当し、経験談も交えた非常に興味深いものです。実在する有名企業について学ぶなど、内容は実践的なものが多く、仕事で得たものの応用版の知識を得ることができるので、今後の仕事に直接役立つという手応えがあります。また授業で取り上げた企業を、取引先である日本企業に置き換えて考えてみることも、非常に面白いです。その一方で、苦労したのは言語とプレゼンテーションです。言語のハンデを埋めるため、人一倍予習・復習をし、毎日の授業に備えています。プレゼンテーションについては、海外の学生は幼いころから練習をしており、相手に伝わりやすく、とても上手です。私も学校の補講を受けたり、他の人のプレゼンテーションを参考にしたりしながら、何が大事なのかを学ぶことで、日本にいるときより少しずつ上達しています。アメリカはもちろん世界中から集まった、さまざまなバックグラウンドをもったクラスメイトと一緒に学ぶことで、とても大きな刺激を受けています。

アメリカで得た知識を取引先に還元したい

卒業が近づいているので、今まで以上に日々見たことや学んだことをどのように仕事に活かせるかと考えることが増えました。卒業までにファイナンスに関する知識を深めるとともに、マーケティングやデータ分析、会計についても学び、企業を見る力をたくさん身に付けて帰国したいと思います。そしてアメリカで得た知識や経験をしっかりお客さまに還元し、誰からも頼られる担当者になる覚悟です。また、今後もできる限り時間を見つけ、アメリカ文化に触れる機会を作るつもりです。海外での生活を通じて、日本に住んでいると気づかない日本の良さに気づくこともできました。サービス一つをとっても日本は高水準で、世界の中での日本の新たな可能性について感じています。このような気付きを、帰国後は社内や取引先に伝えていくことも私の使命だと思っています。責任は軽くないですが、この経験を活かしてどれだけやれるのか、今から楽しみです。

休日の過ごし方

公共交通機関が少ない場所なので、どこに行くにも愛車を活用しています。MBAのプログラムは非常にハードで、休日も勉強に費やすことが多いのですが、少し長い休みにはアメリカのいろいろな都市を訪れ、観光だけでなく、企業や工場を見学してその土地の産業についても勉強しています。
特に感銘を受けた都市は、経営破綻から立ち直ろうとしているデトロイトです。写真はデトロイトの起業の中心となっているテックタウン訪問時のもの。

学生へのメッセージ

商工中金は、中小企業専門の金融機関として全国のお客さまから頼られる存在であり、若手のうちから責任ある仕事ができる職場です。多くの経営者の方々と会い、会社の経営や財務状況について話をできる機会は、非常に貴重な経験となり、自分自身も大きく成長できます。職員の意見を尊重してくれる社風でもあり、男女の別なく活躍できる環境であることから、女性にとっても非常に魅力的な職場です。やりがいのある仕事をしたい方は、ぜひ商工中金の門をたたいていただきたいと思います。

「ワーク・ライフ・バランス」を実現する職員の働き方

  • 衣川由希子
  • 東田ゆかり
  • 黍田 丹美