財務分析や会計の
知識を習得し、
信用リスクを管理するための
ルールづくりを極める

総合職 / 本部

2006年入社 / 与信統括部 調査役

黒木 隆弘Takahiro Kuroki

企業の信用リスクを管理する、金融機関の「砦」

金融機関が企業に融資するにあたっては、「経営状態や財務状況に応じた適切な信用リスク管理」が必要です。会社の返済能力を超える融資を行った結果、返済不能に陥るような事態は避けなければいけません。そうした事象が起きないように、信用リスク管理の「砦」として機能しているのが与信統括部です。現在、私はその信用リスクを管理する「ルールづくり」などを担当しています。経済情勢の変化や、会計基準・金融検査マニュアルなどの変更に応じて柔軟に対応することが求められます。信用リスクを管理する上で最も重要なのは、売上や利益などの財務分析ですが、それに加えて、業界環境・企業体質・経営者の手腕といった非財務面も重視しています。「融資した資金を返済できる可能性がどれほどあるのか」をしっかり把握しなければなりませんので、これらを的確に評価するために信用リスクを測る上では「財務分析や会計」に関する知識が必要になります。営業窓口として勤務していたときも、「財務分析や会計」の知識は当然必要となりますが、現在所属する与信統括部においては、ルールを作成したり、営業担当者からの照会に回答するため、より広く深い知識が求められます。そのため、与信統括部に赴任後、半年間程度大学の企業財務分析の講座を受講し、知識習得に努めました。

ルールを統括する部として、プライドと責任感を持つ

金融機関が行う与信行為は、営業店で行う融資取引だけではありません。当金庫以外の金融機関などに対する与信についても的確に与信認識・与信管理を行わなければなりません。私は営業店の融資についてのルールだけでなく、金融機関などに対する市場関連与信のルールも担当しています。以前、金融機関などに対する与信管理のルール改定を行った際に、多くの関係部署から、さまざまな意見が出たため、折衝に時間がかかってしまったことがあります。その際に、上司から「我々はルールを統括する部署なのだから、譲ってはいけない部分がある」とのアドバイスをもらい、最終的には関係部の意見に流されることなく、自分としても納得のいく形で仕上げることができました。
ルールは関係部署や営業店が運用しやすいことも重要ですが、外部から見たときに納得性がある合理的なものでなければなりません。ルールが運用しやすいことだけを重視してしまうと、最終的には組織に大きな損失を与えることになりかねません。ルールを統括する部署が厳しさを欠けば商工中金自体の信頼が揺らぐことにもつながります。今後も、商工中金の信用リスクを管理する重要な部署の一員として、自身の仕事には強い責任感とプライドを持って挑まなければならないと思っています。

担当する分野の第一人者を目指す

ルールを作成するだけでなく、ルールを適切に運用させること、そしてルールを守ることの重要性を営業店に伝えていくことも大切な業務です。ルールが軽視されるということがないように、支店の営業窓口に対する研修等もしっかりと行わなければならないと感じています。与信統括部に異動してまだ1年あまり。今後さらに成長していかなければならないと日々感じており、自己研鑽に努めています。そして、この分野では組織の第一人者といわれる存在にならなければならないと思っています。商工中金は「中小企業専門の金融機関」であり、非常に幅広い業務フィールドがあります。本部業務はその一端であり、職員それぞれが持っている個性を活かせる金融機関だと思いますね。

Profileプロフィール

黒木 隆弘
氏 名
黒木 隆弘
部 署
与信統括部
入社年
2006年
出身学部
経済学部卒

これまでのキャリア

2006 / 04
横浜支店に配属となり、預金業務、契約業務に従事。
2007 / 04
営業窓口として平塚・茅ヶ崎などの地区を担当。
2010 / 04
神戸支店に異動。清酒メーカーなどの業種を担当。
2014 / 07
与信統括部に異動となり、融資を行う際の内部格付や自己査定に関する方針策定などを担当。

休日の過ごし方

平日はほとんど子どもと会う時間が取れないため、休日は家族と過ごす時間を大切にしています。週末は子どもを連れて買い物や公園などに出かけることが多いです。

※職員の所属部署・掲載内容は取材当時のものです。

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